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(2024/03/20) 担当:渡邊 智美(40期)
武蔵野美術大学校友会愛媛支部展のムサ美展2024を
2024年3月26日(火)~31日(日)に
愛媛県立美術館にて開催します。
愛媛支部長に就任して初めての支部展開催で、
久しぶりに愛媛に帰省して全日在廊予定です。
よろしければぜひご来場ください。
ムサ美展 2024
2024年3月26日(火)~3月31日(日)
9時40分−18時(初日14時〜、最終日15時まで)
愛媛県美術館 本館2F 特別展示室3
〒790-0007 愛媛県松山市堀之内
(2023/12/14) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
【プロフィール】
・1949 北条生まれ(松山市)
・1968 松山北高18期卒
・1972 広島大学文学部卒
・1972~ 愛媛新聞社記者
・1988、2000 腎臓移植
・現在 松山市在住。4人のパートナーとのデュエットによるライブ活動を展開中。
・野村正良チャンネル(youtube)
【社会貢献・文化活動】
・えひめ移植者の会会長(兼事務局)
・NPO法人移植への理解を求める会副理事長
・NPO法人臓器移植ドナー登録推進協議会副理事長
・愛媛ご当地ソング振興会主幹(事務局)
・愛媛ご当地ソング振興会チャンネル(youtube)
・日本音楽著作権協会信託者(作詞・作曲)
・フルート、サックス奏者
・俳句「渋柿」会員
【松山のご当地ソング】
・「松山ブルース」唄:日野見衣子&デューク野村 作詞作曲:野村正良
・「松山の夜」唄:日野見衣子&デューク野村 作詞作曲:野村正良
・「松山恋し」唄:日野見衣子&デューク野村 作詞作曲:野村正良
・「ふるさと松山」唄:日野見衣子&デューク野村 作詞作曲:野村正良
・「君住む松山」唄:REY(豊田玲子)&デューク野村 作詞作曲:野村正良
・「思い出の松山」唄:REY(豊田玲子)&デューク野村 作詞作曲:野村正良
・「ふたりの松山」唄:日野見衣子&デューク野村 作詞作曲:野村正良
・「松山二人づれ」唄:サリー&&デューク野村 作詞作曲:野村正良
・「松山恋の町唄:日野見衣子&デューク野村 作詞作曲:野村正良
・「松山の人」唄:日野見衣子&&デューク野村 作詞作曲:野村正良
【愛媛のご当地ソング】
・「夜明けのブルース」唄:五木ひろし 作詞作曲:レーモンド松屋
・「おいでんか松山へ」唄:えひめ憲一
・「瀬戸の恋唄」唄:えひめ憲一
・「燧灘」唄:レーモンド松屋
・「松山慕情」唄:唄:森本英世と純 作詞:岡久美子 作曲:和田香苗
・「伊予万才」唄:殿さまキングス
・「愛媛のご当地ソング一覧表(PDF)」
(2023/06/30) 担当:渡邊 智美(40期)
(2022/12/25) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
えひめ国際映画祭で上映の「ブルーサーマル」のように、上昇気流をつかんで、誇れるふる里づくりを頑張ります。
愛媛朝日テレビ、2022.12.28(水)よる9時48分放送予定 久万高原町 河野忠康町長
略歴: 1968 剣道部インターハイ出場
1969 愛媛県立松山北高等学校卒業
1973 明治大学文学部卒業、三浦工業(株)入社
1981 塩崎潤衆議院議員秘書
1999 愛媛県議会議員
2015 自民党県連幹事長
2016 久万高原町長就任
久万高原町長あいさつ 「「誇れるふる里」づくりを進めます。」
(2022/12/12) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
フラメンコ舞踊家、手下倭里亜によるフラメンコ教室。趣味で楽しみたい方から、プロを目指す方まで、情熱的で華やかなフラメンコ舞踊をみんなで楽しく踊りましょう!
【イベント・教室】
イリアフラメンコスタジオ
FACEBOOK イリアフラメンコスタジオ
FACEBOOK 手下 倭里亜
【プロフィール】
松山北高28期卒(昭和52年)
最初にモダンバレエを始め、クラシックバレエは法村友井バレエ団、大塚礼子、尾本安代らに師事。
1984、小島章司フラメンコ舞踊団に入団。 芸術祭賞を受けた「瞋恚の炎」、「愛と死」など全公演に出演。
1988、文化庁移動芸術祭二期会オペラ「カルメン」、東京交響楽団マヌエル・デ・ファリア「はかない人生」。
1989、東北放送イベント(仙台)、文化庁移動芸術祭現代舞踊公演「ア・レ・グ・リ・ア」 、銀座ケルビームにて画廊ライブ。
1989-90、 スペインに渡る。
1990.4、「谷中ふるふる」にて「朱の情景」。
1991、後楽園イベント「フラメンコの祭典」 企画・出演。
1992、和太鼓龍連山氏とジョイントコンサート、紅花国体開会式イベント出演(山形)、松山日西文化協会「スペインの夕べ」出演(愛媛)、富山放送合唱団定期演奏会客演。
1993-94、再び、スペインに渡る。マロノ・マリン、ラ・トナー、ジェルバ・ブエナなど多数に師事。
1995.3.19 リサイタル”AGUA DE SEVILLA"(セビージャへの思い)をニーニョ・セグンド、エウヘニオ・イグレシアスらと。
1995.4.8-9 日本ギリシャ交流協会主催”SALOME"三つの夢風によるキリエに参加(下北沢タウンホール)。 最近では後進指導の他に、ピアノ、エレクトーンの経験を生かし、キーボード奏者としてCD製作に参加、他に東京中心でのソロ活動やグルーポ・イリア・フラメンカ主催のコンサートに出演、多彩に活躍している。
1997年12月 クリスマスイベント「ラプソディア エスパニョーラ」に参加
1999.8.1 イリア・フラメンカ発足記念ライブ”Como el agua”(水のように))
1999.8.23 モダミカ主催”フラメンコの夕べ”に参加
2000.10.1 イサベル・ロペスらと共演(イリア・フラメンカ)
2001.2.10 リサイタル(”En el momento”(その瞬間に...)公演
2001.8.26 イリアフラメンコスタジオをお茶の水に開設
2003.7.23 新宿フラメンコ夏祭りVo.1
2004.7.21 新宿フラメンコ夏祭りVo.2。アナ・マリア・ロペスをヘレスから招聘、スタジオにてクルシージョ(オープンクラス)も開催
2012.9.8 ソロリサイタル(Espacio~間~HAZAMA)
2016.「Luna Menguente〜KAGEN」
2017.6.10「FLOR DE LA LUNA〜月華」
(2022/12/12) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
「しなやかな自分軸で生きる」 中嶋美和(36期)NLPトレーナー、公認心理師
たった15秒の習慣で心と体が整う
人生を変える姿勢と魔法のお辞儀
麗和美人とは、
麗:うららか⇒陽が明るく照るように気分も晴れ晴れと
和:なごやか⇒あらそわない、ぶつからない、仲良く
美:うつくしい⇒愛おしい
人:ひと⇒あなた
中嶋美知さんの主なプロフィール:
・1985 松山北高卒(36期)
・1989 愛媛大学法文学部卒
・2017 「メンタルイメージの変化が概念のリフレーミング・感情・自己受容に与える影響について」愛媛大学教育学部紀要
・2017,2018 失敗恐怖軽減研究を学会発表(日本ブリーフサイコセラピー学会)
・2019 愛媛大学大学院教育学研究科修士課程終了
・現在 愛媛県松山市にて、NLPスクール運営、カウンセリングルーム運営。
資格:
・公認心理師
・米国NLP協会(The Society of NLP)認定 NLPトレーナー
・カナダSuccess Strategies社認定
LAB(Language And Behaviour)プロファイルプラクティショナー
・TFTアルゴリズムセラピスト
・National Guild of Hypnotists認定 ヒプノセラピスト
出版
『しなやかな自分軸で生きる』(2022/11/17)
・AMAZON (電子書籍、書籍)
『社会を生き抜く力は小学校1時間の授業にあった』(コミュニケーション科叢書2)共著(2021/9/10)
・AMAZON (電子書籍、書籍)
『もうグズグズしない!ダメな自分は卒業!自信をもって行動できるメンタルのつくり方』(2019/7/16)
・AMAZON (電子書籍、書籍)
ウェブサイト:
・NLPスクール(松山市)
・カウンセリングルーム(松山市)
・FACEBOOK Michi Nakashima
NLPとは:NLPは神経言語プログラミング(Neuro-Linguistic Programming)の略称。ブリーフセラピー(短期療法)の一種であり、NLPを学ぶ事で手に入れられる大きな3つの効果は、①コミュニケーション能力 ②状態管理能力 ③願望実現力です。別名、[脳の取扱説明書]とも言われています。NLPは、教育、ビジネス、カウンセリングなど、様々な分野で卓越した結果を出している人たちの、違いをもたらす違いを、言葉と身体の使い方を中心に、誰でも使えるように体系化したものです。
(2022/12/11) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
https://www.ehime-np.co.jp/article/news202112280009
プロフィール:
・1950、松山市三津浜生まれ
・松山北高(19期)
・剣道部副将、インターハイ出場
・愛媛大工学部卒。松下電工に入社
・パナソニック特別顧問(2022現在)
・大阪府剣道連盟会長
・道路交通情報通信システムセンター理事長
・小野薬品工業株式会社社外取締役
・日本能率協会理事
・田辺カントリー倶楽部理事
・剣道:教士七段、八段に挑戦中。京都府在住
「素直と衆知経営」 2022.12.11
「正しい剣道」 2022.11.6
「M&A」 2022.10.2
「結婚と会社生活での経験」 2022.8.28
「松下幸之助との出会い」 2022.7.24
「遊びほうけた大学時代」 2022.6.19
「目標は高く」 2022.5.15
「守破離」 2022.4.10
「あかんたれの思い出」
「72歳、年男」 2022.1.30
略歴:
1968 愛媛県立松山北高等学校卒
1972 愛媛大学工学部電気工学科卒業
1972 松下電工入社
2000 インドネシア松下電工ゴーベル社長
2005 SUNX社長
2010 松下電工社長
2010 大阪府 大阪EVアクション協議会委員
2011 パナソニック専務役員
2012 パナソニック副社長
2013 パナソニック会長
2014 ラグビーワールドカップ2019組織委員会理事
2015 内閣府 クールジャパン官民連携プラットフォーム共同会長
2017 電子情報技術産業協会会長
2018 大阪府剣道連盟会長
2019 一般社団法人日本電機工業会会長
2021 パナソニック特別顧問
講演:
2018.10.23 愛媛大学
内容:学生時代から今日までを振り返り、幼少期から学生時代、そして就職に至るまで、また、現在の電機業界をとりまく状況やパナソニックの現状について。最後に、社会人の心構えと剣道の教えの一つである成長のプロセス「守破離」(「守」基本を習得する、「破」基本の型を破りさらに成長する、「離」名人の域に達する)。
取材:
2017.8 剣道日本
「攻防一体」は、仕事でも剣道でも その3
「攻防一体」は、仕事でも剣道でも その4
2018.4.4 オートメーション新聞
内容:「Society5.0を実現するためには、業種・業界を超えて、各社が持っている強みを共創していくことが求められる。JEITAベンチャー賞は、会員企業とベンチャー企業の新たなパートナーシップの創出・連携などを生み出すきっかけとして定着し始めており、今後はより一層の共創を促していきたい」電子情報技術産業協会(JEITA、長榮周作会長)
2020.01.01 電波新聞 【2020年の業界展望】日本電機工業会長
内容:JEMAは、わが国電機産業の持続的発展に向け、「電機業界の持続的成長戦略の推進」「エネルギー・環境革新戦略の推進」「新たなものづくり、サービス産業の創出の推進」の三つの重点項目の活動を展開していく。
2020.4.27 「大阪府剣道連盟からのメッセージ」
長榮周作(大阪府剣道連盟会長)
内容:4月7日に大阪府にも緊急事態宣言が発せられ、3週間。 外出を自粛しましょう、剣道はほかのスポーツに比べて 感染のリスクが高い。小学生・中学生のお子様をお持ちの保護者の皆様方には、 「自宅で独り稽古をするときのポイント」をご覧いただきまして、子ども達に、 わかりやすく解説をしてあげていただきたい。
2021/11/12 YOUTUBE 剣道まっしぐら! 「仕事と剣道の両立」
表彰:
2014 日経優秀製品・サービス賞
EV向け円筒形高容量リチウムイオン電池で最優秀賞を受賞 パナソニックグループ
2018.4.11 フジサンケイグループ広告大賞
パナソニックに最高賞 新たな暮らしの価値創造
2019.4.10 フジサンケイグループ広告大賞 最高賞にパナソニック
(2022/12/10) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
2021年に開催された創立120周年記念式に、天童荒太氏(30期)が生徒からの質問に回答したビデオメッセージを、生徒は視聴した。その後、天童氏が若者に向けたメッセージとして、この対話を書き起こしたのが「君たちが生き延びるために -高校生との22の対話ー」です。刊行日:2022/12/8
・ちくまプリマー新書
・楽天ブックス
・AMAZON (書籍・電子書籍)
・BOOKWALKER(電子書籍)
・BookLive(電子書籍)
内容
幸せになるには、自分を大事にして生きることが大前提。では「自分を大事にして」とはどんなことか? 実際の高校生との対話を糸口に直木賞作家が、今を生きる若い人に贈る渾身のメッセージ。
Q1:挫折の経験は、人を成長させますか?
Q2:へこんだ時は、どうしたらいいですか?
Q3:ぎりぎりだと感じている高校生に伝えたいことは?
Q4:つらさをひとにどう伝えたらいいでしょう?
Q5:自分の思いは、どうすれば伝わりますか?
Q6:困ってる人の相談には、どう応じればいいですか?
Q7:努力や才能より、運のちからのほうが大きいの?
Q8:だれでも、幸せになれますか?
、、、、
略歴
1960:愛媛県松山市道後温泉の近くで生まれ育つ
1979:愛媛県立松山北高等学校卒業
1983:明治大学文学部演劇学科卒業
1986:『白の家族』て文壇デビュー
2000:『永遠の仔』日本テレビで連続ドラマ化
2007:『包帯クラブ』映画公開
2009:『悼む人』直木賞受賞
主な受賞歴
野性時代新人文学賞(1986)、日本推理サスペンス大賞優秀作(1994)、山本周五郎賞(1995)、日本推理作家協会賞(2000)、直木三十五賞(2009)、毎日出版文化賞(2013)
主な作品
小説『ジパング』『陽炎』『白の家族』『孤独の歌声』『家族狩り』『永遠の仔』 『あふれた愛』『包帯クラブ』『悼む人』)『静人日記』『歓喜の仔』『ムーンナイト・ダイバー』『ペインレス』 『巡礼の家』
エッセイ:『だから人間は滅びない』
画文集:『あなたが想う本』
絵本: 『どーしたどーした』
童話:「おかしな星ふるらくえんじま」
共著:『少年とアフリカ 音楽と物語、いのちと暴力をめぐる対話』 『ミステリーの書き方』 テレビドラマ:孤独の歌声、永遠の仔、孤独の歌声、家族狩り
映画:包帯クラブ、悼む人
映画脚本・原作:ZIPANG、陽炎、アジアン・ビート 日本編 アイ・ラブ・ニッポン、 アジアン・ビート シンガポール編 ラブ・フロム・テマセク
(2022/09/07) 担当:渡邊 智美(40期)
銀座画廊美の起原企画個展
美の起原 10th. Anniversary『Imagination Trip』~進化の海を旅する~
https://xn--xxtyc847fky0a.jp/10th-anniversary/
作家在廊日時:
月・水・木・金 13:00-18:30
火 17:00-18:30
土 12:00-16:00
皆様のご来場をお待ちしてます。
渡邊智美展 -光の中へ-
2022年9月12日(月) -17日(土)
12:00-18:30 (最終日16:00迄)
銀座ギャラリー美の起原
104-0061 東京都中央区銀座8丁目4−2
03-3571-7091
MAP:
https://goo.gl/maps/tsCkoysyjcyNrVFH9
You tube動画
https://www.youtube.com/watch?v=yCw06g5v_t0&t=2s
アートコレクターズ9月号に個展インタビュー記事が掲載されました。
月刊ギャラリー9月号にインタビュー記事が掲載されました。
(2022/05/04) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
https://www.iwanami.co.jp/book/b255895.html
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https://www.iwanami.co.jp/book/b593237.html
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(序章抜粋 冒頭・末尾)
「型の喪失」
評論家の唐木順三(一九〇四~一九八〇)は、明治二〇年前後の生まれを境にして、明治の知識人の間に明確な切断線を引く。それ以前の生まれの「明治第一世代」は、森鴎外、夏目漱石、幸田露伴、二葉亭四迷、内村鑑三、西田幾太郎、それに永井荷風もこの世代に入れて考えている。次の「明治第二世代」は、第一世代の門下生にあたる知識人たち。かれらは、大正六~七年(一九一七~一九一八)ころに「大正教養派」を形成する人たちである。漱石門下の阿部次郎(一八八三~一九五九)の『三太郎の日記』に見られる知識人類型こそ「教養派」の「見本」だという(『現代史への試みー型と個性と実存』)。ちなみに、『三太郎の日記』の「青田三太郎」は、多数の西洋古典の読破と内省的な思索を重ねて自己探求に努める若者である。同書は、教養主義者のバイブルとして、戦後も含めて、長らく学生の必読書とされてきた。
唐木の世代論の大きな特徴は、第一世代を、幼いころに「四書五経の素読」をうけた「素読世代」だと規定することである。四書五経とは、儒学の主要な古典すなわち「経書」のことで、四書は『大学』『中庸』『論語』『孟子』、五経は、『易経』『詩経』『書経(尚書)』『春秋』『礼記』をさす。本書でたびたび登場することになるので、記憶にとどめておいていただきたい。
さて、唐木は、かれら第一世代には、天下国家を論じる「経世済民と修業への意思が根本に」あり、何よりも「形式と型と規範」が保持されていたことを強調してやまない。それに対して第二世代の教養派にとっての「教養」とは、儒教的な「修養」に対置した概念であったとする。かれらは、「型にはまった形式主義」をきらい、それに代わって「自らの内面的な中心」としての「個性」を拠り所に、古典的な書物を通じて自分自身が何者であるのか、見きわめていこうとする。このように教養派を、読書と個性の重視をもって特徴づける。
こうした理解を前提に、唐木は、教養派知識人たちは思想的に脆弱であったという。とりわけかれらは、おのれの個性や価値をいかに社会(国家や政治、経済、民族等)のうちに活かすのか、といった世俗的観点を軽蔑もしくは軽視した。おのれの内面に閉じた「個性」に依拠する点に教養派世代の弱さを見てとり、芥川龍之介の自殺にその典型例をみいだす。そして、教養派のこの脆弱さの根本に「型の喪失」があったと唐木はいう。とすれば、唐木のいう「型」とは何か、それが次の重要な問題となってくる。
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かのマクルーハン・テーゼ、「メディアはメッセージである」とは、伝達メディアと伝達される知とが相互を規定する関係にあることを意味している。近代学校が、国民に知を伝達する国家の手段であるとすれば、学校自体が壮大な〈知の伝達メディア〉に見えてくる。本書は、学校という近代日本のメディアを意識の片隅におきつつ、江戸の思想とそのメディアの多様な姿を追ってみる。その結果、江戸思想史の新たな風景が見えてくるだろう。あわせて、私たち自身の知の現在と、そしてこれからを展望する論点も探ってみたい。それが本書に込めた私の意図である。
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1949年/愛媛県生まれ
1968年/愛媛県立松山北高等学校卒業
1969年/京都大学入学
1978年/京都大学大学院教育学研究科博士課程退学
文学博士(大阪大学)
京都大学、国立台湾大学、中部大学の各教授を歴任
現在―中部大学フェロー、京都大学名誉教授、中部大学名誉教授
専攻―日本思想史、教育史
著書ー『近世教育思想史の研究―日本における「公教育」思想の源流』(思文閣出版)
『「学び」の復権―模倣と習熟』(角川書店、岩波現代文庫・改版)
『日本徳川時代的教育思想與媒体』(台湾大学出版中心、中国語)
『教育を「江戸」から考える―学び・身体・メディア」(日本放送出版協会)
『思想と教育のメディア史―近世日本の知の伝達』(ぺりかん社)
『新体系日本史16 教育社会史』(共著)(山川出版社)
『江戸の学びと思想家たち』(岩波新書)
ほか
(2024/03/20)ムサ美展 2024 (2023/12/14)野村正良氏(松山北高18期)、松山を歌う (2023/06/30)家具とアーティスト展 (2022/12/25)『ブルーサーマルに乗ってどんどん上へ』河野忠康久万高原町長(20期) (2022/12/12)フラメンコ舞踊家、手下倭里亜(28期) |