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(2022/12/10) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
2021年に開催された創立120周年記念式に、天童荒太氏(30期)が生徒からの質問に回答したビデオメッセージを、生徒は視聴した。その後、天童氏が若者に向けたメッセージとして、この対話を書き起こしたのが「君たちが生き延びるために -高校生との22の対話ー」です。刊行日:2022/12/8
・ちくまプリマー新書 ・楽天ブックス ・AMAZON (書籍・電子書籍) ・BOOKWALKER(電子書籍)・BookLive(電子書籍)
内容 幸せになるには、自分を大事にして生きることが大前提。では「自分を大事にして」とはどんなことか? 実際の高校生との対話を糸口に直木賞作家が、今を生きる若い人に贈る渾身のメッセージ。 Q1:挫折の経験は、人を成長させますか? Q2:へこんだ時は、どうしたらいいですか? Q3:ぎりぎりだと感じている高校生に伝えたいことは? Q4:つらさをひとにどう伝えたらいいでしょう? Q5:自分の思いは、どうすれば伝わりますか? Q6:困ってる人の相談には、どう応じればいいですか? Q7:努力や才能より、運のちからのほうが大きいの? Q8:だれでも、幸せになれますか? 、、、、
略歴1960:愛媛県松山市道後温泉の近くで生まれ育つ 1979:愛媛県立松山北高等学校卒業 1983:明治大学文学部演劇学科卒業 1986:『白の家族』て文壇デビュー 2000:『永遠の仔』日本テレビで連続ドラマ化 2007:『包帯クラブ』映画公開 2009:『悼む人』直木賞受賞
主な受賞歴野性時代新人文学賞(1986)、日本推理サスペンス大賞優秀作(1994)、山本周五郎賞(1995)、日本推理作家協会賞(2000)、直木三十五賞(2009)、毎日出版文化賞(2013)
主な作品 小説『ジパング』『陽炎』『白の家族』『孤独の歌声』『家族狩り』『永遠の仔』 『あふれた愛』『包帯クラブ』『悼む人』)『静人日記』『歓喜の仔』『ムーンナイト・ダイバー』『ペインレス』 『巡礼の家』 エッセイ:『だから人間は滅びない』画文集:『あなたが想う本』 絵本: 『どーしたどーした』 童話:「おかしな星ふるらくえんじま」 共著:『少年とアフリカ 音楽と物語、いのちと暴力をめぐる対話』 『ミステリーの書き方』 テレビドラマ:孤独の歌声、永遠の仔、孤独の歌声、家族狩り 映画:包帯クラブ、悼む人 映画脚本・原作:ZIPANG、陽炎、アジアン・ビート 日本編 アイ・ラブ・ニッポン、 アジアン・ビート シンガポール編 ラブ・フロム・テマセク
(2022/11/17) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
開催日:令和4年11月15日、場所:チサンカントリークラブ北条。足が?腰が?肩が?眼が?と、もう大変。次回は1月中旬予定。2か月に1回のペースで開催中。
上段左から:第一組(田中辰哉、石丸有昭、宮崎功二、上野龍一)、第二組(高橋秀徳、木本健郎、渡部和司、高須賀隆興)、下段左から:第三組(門屋桂、高橋信吾、山本眞志)、第四組(門屋淳、川端民平、安平光一)
(2022/10/25) 担当:笠 美喜夫 (18期)
10月22日に3年ぶりに北斗会総会が銀座ライオンで開催され同期会の皆さんとも久しぶりの再会となりました。18期の皆さん場所を移しての歓談、歓唱。
(2022/10/25) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
3年ぶりの開催。
開催日:2022年10月23日(日曜日)時間:11時~13時(2時間)場所:新宿南口、ニュウマン新宿7F ローズマリーガーデンズ東京
(2022/10/01) 担当:笠 美喜夫 (18期)
久しぶりの林家染太の寄席に行ってきました。「笑う門には福来る」のスローガン、相変わらずのエネルギッシュな落語を楽しませてもらいました。
19時開演で時間的には不便なスケジュールでしたので18期の参加者は下のメンバーでした。右端の女性は長尾小百合さん(30期、北斗だより編集者)
(2022/09/15) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
開催日:令和4年9月13日、場所:チサンカントリークラブ北条。 10オーバー以内で回ったのは石丸有昭、田中辰哉、門屋桂の3名。90前後で回ったのが、5名。100超えはゼロ。次回は11月15日予定。2か月に1回のペースで開催中。
上段左から:第一組(木本健朗、田中辰哉、渡部和司、石丸有昭)、第二組(門屋淳、高橋信吾、高橋秀徳)、下段左から:第三組(門屋桂、宮崎功二、川端民平)、第四組(高須賀隆興、上野龍一、山本眞志)
(2022/09/07) 担当:渡邊 智美(40期)
銀座画廊美の起原企画個展美の起原 10th. Anniversary『Imagination Trip』~進化の海を旅する~https://xn--xxtyc847fky0a.jp/10th-anniversary/
作家在廊日時: 月・水・木・金 13:00-18:30火 17:00-18:30土 12:00-16:00
皆様のご来場をお待ちしてます。
渡邊智美展 -光の中へ-2022年9月12日(月) -17日(土)12:00-18:30 (最終日16:00迄)銀座ギャラリー美の起原104-0061 東京都中央区銀座8丁目4−203-3571-7091MAP:https://goo.gl/maps/tsCkoysyjcyNrVFH9
You tube動画https://www.youtube.com/watch?v=yCw06g5v_t0&t=2s
アートコレクターズ9月号に個展インタビュー記事が掲載されました。
月刊ギャラリー9月号にインタビュー記事が掲載されました。
(2022/07/14) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
第13回「令和21懇親ゴルフコンペ」に初めて参加しました。 開催日:令和4年7月12日、場所:チサンカントリークラブ北条。 10オーバー・パー以内で回った川端民平、門屋桂、高橋信吾、門屋淳、田中辰哉は飛びぬけてうまい。 写真左上から優勝の高橋信吾(1位、2位が初参加のため繰上り)、二位、川端民平、三位、門屋桂、四位、宮崎巧二、五位、門屋淳、写真左下から、七位、高橋秀徳、十位、山本眞志、トップスタート組(左から、高須賀隆興、石丸有昭、高橋信吾、安平光一)。 次回は9月13日予定。2か月に1回のペースで開催中。
タヌキも早朝、プラプラと。。。
(2022/06/17) 担当:杉野 博通 (事務局、12期)
松山北高12期卒業生(昭和36年卒)は"傘寿(80歳)を迎え、松山で「傘寿の会」を 開催しました。6月6日ANAクラウンプラザホテルに全国から67名の多くの同期生が 参集し、恩師石丸博先生(90歳)をお招きし、盛大に祝賀会を開催しました。 今回はスペシャルイベントとして同期生の市村公子さんのオペラ・ミニコンサートが開かれ、力強い 市村さんの美声に圧倒されました。翌6月7日には、「しまなみ海道大三島バスツアー」 に出かけ、大山祗神社に参拝し、長寿に感謝しました。
(2022/05/04) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
https://www.iwanami.co.jp/book/b255895.html
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https://www.iwanami.co.jp/book/b593237.html
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(序章抜粋 冒頭・末尾)
「型の喪失」
評論家の唐木順三(一九〇四~一九八〇)は、明治二〇年前後の生まれを境にして、明治の知識人の間に明確な切断線を引く。それ以前の生まれの「明治第一世代」は、森鴎外、夏目漱石、幸田露伴、二葉亭四迷、内村鑑三、西田幾太郎、それに永井荷風もこの世代に入れて考えている。次の「明治第二世代」は、第一世代の門下生にあたる知識人たち。かれらは、大正六~七年(一九一七~一九一八)ころに「大正教養派」を形成する人たちである。漱石門下の阿部次郎(一八八三~一九五九)の『三太郎の日記』に見られる知識人類型こそ「教養派」の「見本」だという(『現代史への試みー型と個性と実存』)。ちなみに、『三太郎の日記』の「青田三太郎」は、多数の西洋古典の読破と内省的な思索を重ねて自己探求に努める若者である。同書は、教養主義者のバイブルとして、戦後も含めて、長らく学生の必読書とされてきた。
唐木の世代論の大きな特徴は、第一世代を、幼いころに「四書五経の素読」をうけた「素読世代」だと規定することである。四書五経とは、儒学の主要な古典すなわち「経書」のことで、四書は『大学』『中庸』『論語』『孟子』、五経は、『易経』『詩経』『書経(尚書)』『春秋』『礼記』をさす。本書でたびたび登場することになるので、記憶にとどめておいていただきたい。
さて、唐木は、かれら第一世代には、天下国家を論じる「経世済民と修業への意思が根本に」あり、何よりも「形式と型と規範」が保持されていたことを強調してやまない。それに対して第二世代の教養派にとっての「教養」とは、儒教的な「修養」に対置した概念であったとする。かれらは、「型にはまった形式主義」をきらい、それに代わって「自らの内面的な中心」としての「個性」を拠り所に、古典的な書物を通じて自分自身が何者であるのか、見きわめていこうとする。このように教養派を、読書と個性の重視をもって特徴づける。
こうした理解を前提に、唐木は、教養派知識人たちは思想的に脆弱であったという。とりわけかれらは、おのれの個性や価値をいかに社会(国家や政治、経済、民族等)のうちに活かすのか、といった世俗的観点を軽蔑もしくは軽視した。おのれの内面に閉じた「個性」に依拠する点に教養派世代の弱さを見てとり、芥川龍之介の自殺にその典型例をみいだす。そして、教養派のこの脆弱さの根本に「型の喪失」があったと唐木はいう。とすれば、唐木のいう「型」とは何か、それが次の重要な問題となってくる。
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かのマクルーハン・テーゼ、「メディアはメッセージである」とは、伝達メディアと伝達される知とが相互を規定する関係にあることを意味している。近代学校が、国民に知を伝達する国家の手段であるとすれば、学校自体が壮大な〈知の伝達メディア〉に見えてくる。本書は、学校という近代日本のメディアを意識の片隅におきつつ、江戸の思想とそのメディアの多様な姿を追ってみる。その結果、江戸思想史の新たな風景が見えてくるだろう。あわせて、私たち自身の知の現在と、そしてこれからを展望する論点も探ってみたい。それが本書に込めた私の意図である。
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1949年/愛媛県生まれ
1968年/愛媛県立松山北高等学校卒業
1969年/京都大学入学
1978年/京都大学大学院教育学研究科博士課程退学
文学博士(大阪大学)
京都大学、国立台湾大学、中部大学の各教授を歴任
現在―中部大学フェロー、京都大学名誉教授、中部大学名誉教授
画像:「KUMON」より
専攻―日本思想史、教育史
著書ー『近世教育思想史の研究―日本における「公教育」思想の源流』(思文閣出版)
『「学び」の復権―模倣と習熟』(角川書店、岩波現代文庫・改版)
『日本徳川時代的教育思想與媒体』(台湾大学出版中心、中国語)
『教育を「江戸」から考える―学び・身体・メディア」(日本放送出版協会)
『思想と教育のメディア史―近世日本の知の伝達』(ぺりかん社)
『新体系日本史16 教育社会史』(共著)(山川出版社)
『江戸の学びと思想家たち』(岩波新書)
ほか