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(2021/12/12) 担当:kikuchi
「桃太郎は岡山の鬼退治物語りではなかった」。毎回斬新な解釈で興奮を届ける郷土のミュージカル劇団、坊ちゃん劇場が新年2月に待望の東京公演を行います。
今回はご存じの桃太郎の物語が、「あれは大和朝廷史観、実は朝鮮古代に滅んだ百済の文明が岡山に伝わり繁栄していたのが鬼の国で、、、」と我々の視点を北東アジアへ向けて拡げていく話にまで展開するらしい。この新たな物語に音楽が生命を吹き込みます。ステージ一杯に広がる歌と音楽で、涙あり、笑いあり、ミュージカルならではの感動をお楽しみいただき、郷土の劇団の東京公演をぜひ成功させるよう北斗会の皆さまの応援をお願いします。
松山北高関東支部同窓会「北斗会」の皆さまにはチケットの特別割引があります。
2022年2月3日~6日 天王洲銀河劇場(東京モノレール・天王洲アイル駅)
S席8,000円 A席6,000円 を特別割引で S席7,000円 A席5,000円になります。(※会員ご本人だけでなくすべて割引料金適用)
詳細は添付チラシをご参照ください。
お申込み方法:北斗会会長 宮下さんまでメールでお願いします。
北斗会事務局・家安
090-3241-3738
(2021/10/17) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
俳句同好会 第19回「蘇鉄の会」報告
令和3年10月2日(土)、今回もWEB開催となった「蘇鉄の会」でした。外出自粛を余儀なくされる日々も長くなりましたが、そのような中で俳句を詠むことが、心をのびのびとさせてくれる思いがけない効果があることに、改めて気付かされます。
今回の参加は、講師を含む投稿者9名、全36句です。
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【選評と講評】 城下洋二 講師
≪兼 題≫
「霧」
<特選>
朝まだき霧笛幽かに夢に聞く 龍彦
夢うつつの中で聞く霧笛、旅情を感じます。
<並選>
霧晴るる沖の船場に鴎舞ひ 徹
船場は波止場のことなので、「沖の船場」は違和感があります。船場を網場もしくは漁場 としたら如何でしょう。
霧が晴れてくると、沖の漁場に鴎が群れており、魚群が来ている、今日も豊漁だといった 情景になります。
(添削) 霧晴るる沖の網場に鴎舞ひ
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≪季 題≫
<特選>
太陽のいつぱい詰まる柘榴の実 博石
柘榴の真紅の実を見ていると太陽の光が詰まっているようですね。見事な比喩です。
子規球場塁を巡るはアキアカネ 真砂
上野の子規球場、人気ない塁上に赤蜻蛉が群れている情景です。秋晴れの澄んだ空気とそこはかとない秋の寂しさを感じるのは私だけでしょうか。
正岡子規の句に
赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり
というのがあり、その句を重ねて読めば、重層的に読解できるところが面白いと思います。
新しき郵便受けに秋の雨 真砂
なんでもない光景ですが、真新しい郵便受け、銀色のものでしょうか、それとも塗料も新しい木箱か、それに秋の雨が当たり、水玉ができ、光っています。何かいい知らせでも運んできそうな気さえしてきます。日常のちょっとした心の弾みがさりげなく詠まれています。
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<並選>
縁側に蝉の亡骸日は陰り 徹
詠んでいる情景は眼に浮かびますが、「亡骸」と「日は陰り」の取り合わせは暗くなりすぎます。「日は陰り」を夕日の射した光景に変えたら光と影の対比が明瞭になります。
(添削) 縁側に蝉の亡骸夕日濃し
叱られて瀬戸の港の秋夕焼け 龍彦
叱られて家を飛び出し、埠頭で秋の夕焼けを見ている少年のやるせなさが伝わってきます。
糸瓜忌や我いつまでも伊予訛 孝枝
糸瓜忌と伊予訛の取り合わせはいいのですが、俳句は基本的に一人称の文学なので「我」は不要です。これを省くとぎくしゃくした日本語が滑らかになります。
(添削) 糸瓜忌やいまでも残る伊予訛
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第19回「蘇鉄の会」互選結果 ( )内数字は得票数
兼題「霧」
朝まだき霧笛幽かに夢に聞く (4) 龍彦
霧せまり行き交ふ人みなしかめ面 (3) まさ
霧深き比叡の山に若き君 (1) 南行
霧晴るる沖の船場に鴎舞ひ 徹
人の世は諸行無常や霧の中 博石
大山に霧立ち上る雨上がり 良
朝霧に守られ帰る家出の孫(こ) 真砂
当季雑詠
糸瓜忌や我いつまでも伊予訛 (4) 孝枝
子規球場塁を巡るはアキアカネ (4) 真砂
友の逝く無聊の日々や夏去りぬ (3) 徹
太陽のいっぱい詰まる柘榴の実 (3) 博石
叱られて瀬戸の港の秋夕焼 (2) 龍彦
野に遊びふるさと恋し曼殊沙華 (2) まさ
稲架組みて天日に晒す稲穂かな (2) 博石
遠浅の潮満ちきたり大夕焼け (1) 龍彦
寅さんのごと仰向きて見る月見草 (1) 博石
縁側に蝉の亡骸日は陰り (1) 徹
満月や眩しき窓辺秋の風 (1) 南行
風さやか銀杏ひろい散歩道 良
汗ばみて日陰を抜ける初夏の風 南行
初秋の空山城の天守閣 孝枝
一斉に香り漂う金木犀 良
日足伸び暮るる日々や秋近し まさ
無縁坂儚き想ひの雁渡る 真砂
音絶えて梵鐘幽か秋の暮れ 龍彦
台風一過競り落とされし柘榴かな 南行
秋深し檸檬の香マティーニ 良
二科展やデフォルメの顔誰かに似て 孝枝
獺祭忌偲んでまつるはじき豆 まさ
秋彼岸宿す想ひは山野越へ 徹
新しき郵便受けに秋の雨 真砂
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【講 評】 城下洋二 講師
季重なり(季跨り)の句が二十四句中七句ありました。
季重なりを一概に駄目とは言いませんが、推敲すれば別の表現できるものがほとんででした。
例えば「月」と言えば秋で他の季節の月は「春の」とか「冬の」とか形容詞をつけるのが俳句の約束ですので「秋」の形容は不要です。
俳句は十七音しか使えませんのでなるべく重複表現を避け、季語を生かして表現したいことを十分に詠んでください。
季語か季語でないかを簡単に調べる方法があります。歳時記もしくは季寄せの総索引を調べることです。
総索引は五十音順に季語が並べてありますので、そこで季語を調べて、季節を確かめてください。
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第20回「蘇鉄の会」ご案内
日時:2022年1月8日(土)
御題:兼題「雑煮」1句及び当季雑詠3句 計4句
選評講師:城下洋二先生
集合時間及び場所:未定
投稿締切:2022年1月3日(月)
投稿方法:兼題1句と当季雑詠3句
※あらかじめメールにて上記締切までに俳句の投稿を受け付けます。
下記メールアドレス迄お送り下さい。
sato-nagashima@coast.ocn.ne.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
「蘇鉄の会」参加申込:上記メールアドレスにお申込み下さい。
年会費:5,000円(振込先は別途ご案内)
(2021/09/02) 担当:kikuchi
同窓の皆さまお変わりございませんか。いつも北斗会へのご支援をありがとうございます。同窓会会報紙を添付しております。どうぞご一読ください。
誠に残念ですが今年も銀座に集まって旧交を温めることは叶いません。総会をリモートでのみ開催します。そこで皆さまお目にかかれますことを楽しみにしております。詳細は会報紙にございます。ご不明の場合は下記までお願いします。
ご遠慮なく。多くの皆さまのご参加をお願いします。
くれぐれも感染防止に留意され、同窓の皆さまのご健康が守られますようお祈りいたします。
北斗会事務局長・家安勝利
携帯:090-3241-3738
(2021/07/26) 担当:kikuchi
松山北高関東支部同窓会「北斗会」の皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
新型コロナウィルス感染症は依然今年も終息の兆しが見えておりません。新型ウィルス変異株が世界に広がりつつあり未だ予断を許さない状況でございます。
さて、本年の総会・懇親会を10月16日(土)に予定しておりましたが、今年も開催の見通しが立たない状況であります。誠に残念ではございますが、事務局として開催中止の結論に至りました。2年続きの中止になり、開催を楽しみにしてくださっていた皆さまには申し訳なく思います。尚、リモート総会のみ下記の要領で開催します。
次年度にはワクチン接種も終了し何とか開催したいと願っております。
今後とも北斗会会員の拡大と共にホームページを充実させて関東中心に北高同窓生にエールを送る「集まりどころ」としてまいります。関東にお住まいの同窓の皆様には追って会報紙をお送りいたします。ご一読いただければ幸いです。
今後とも一層のご協力をお願い申し上げます。
来年こそは皆さまの懐かしい笑顔に会えますことを楽しみにしています。
辛抱の日々が続きますがくれぐれも心身ともにご自愛されますようお祈り申し上げます。
松山北高同窓会関東支部北斗会
会長 宮下永二(18回)
【リモート総会のご案内】
10/16(土)10:00 〜10:30 am. ご参加いただける方は事前予約をお願いします。
以下のフォームからご応募ください。開催日の3日前までにZOOMミーティングURLをメールにてお送りいたします。
(2021/06/16) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
俳句同好会 第18回「蘇鉄の会」報告
未だ緊急事態宣言下の東京都、令和3年6月5日(土)に開催を予定していた第18回「蘇鉄の会」でしたが、新型コロナウイルス感染症収束の見通しのない状況が続いているため、今回もWEB上での開催となりました。
対面でのコミュニケーションが制約される毎日が続いておりますが、「俳句」は無限のイマジネーションの世界……。「五・七・五」は、多彩に多様に縦横無尽の拡がりと繋がりを生み出します。
全国の松山北高校同窓生の皆様、どうぞお気軽にご参加ください。
今回の参加は、講師を含む投稿者9名、全36句です。
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【選評と講評】 城下洋二 講師
<特選>
校庭に生徒整列楠若葉 孝枝
楠若葉でいかにも元気溌剌な生徒が想像できます。そして説明的でなく、
一読、初夏の学校の風景が見えてきます。
どくだみの匂ひ仄かに雨上がり 南行
雨上がりの情景を匂いで表現したところが素晴らしい。
雨上がりの十薬の白い花の咲き乱れた光景が目に浮かびます。
手植えする泥田の水の輝けり 真砂
気持のいい句。現代では手植えする田は棚田か催事の田ぐらいでしょうが、
田植えする姿と見事に晴れ渡った空が見えてきます。
花冷えや柱に残る背比べ 博石
花冷えという季語で背比べをした子供たちがもう大きくなったのが感じられ
ます。柱の傷を見て、幼い頃の自分或いは子供たちの記憶をよみがえらせて
いる作者のちょっと感傷的な心象風景が感じられます。
<並選>
薫風や母校の校歌口ずさみ 孝枝
薫風の爽やかさにふと青春時代を懐かしみ、校歌を口ずさむ。分かります。
春の野にスマホ持ち出し花の名を 良
花を写すと名前が分かるアプリ、便利です。現代の一風景。
路わたるカルガモのごと園児らは 龍彦
可愛らしい風景ですが、カルガモでは大人の鴨も指しますので、カルガモの子
とはっきり書きましょう。
(添削) 路わたる軽鴨(かる)の子に似て園児らは
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兼題「蝸牛(かたつむり)」
【講師選】
生垣や昔は良く見しかたつむり 良
生垣も少なくなりましたが、蝸牛もとんと見かけません。
生垣と蝸牛の取り合わせが懐かしい。
天守閣石垣攻めや蝸牛 真砂
天守閣の石垣を這う蝸牛を見て「石垣攻め」と大げさに表現したところが
面白い。ただ「天守閣石垣」では日本語としてなじまないのでここは上五
を字余りにして「天守閣の」と「の」を入れた方がいいと思います。
(添削) 天守閣の石垣攻めや蝸牛
かたつむり足跡残しかくれんぼ まさ
蝸牛の這った跡を見て、かくれんぼしていると発想したところが素晴らしい。
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講評
全体的に説明的な句が少なくなってきました。そして季語に心情や情景を語ら
せる句が多くなってきて、句に奥行が出てきております。次回が楽しみです。
※ 次回の兼題は、「霧」です。
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第18回「蘇鉄の会」互選結果 ( )内数字は得票数
兼題「蝸牛」
蝸牛狭庭の主のまだ現れず (4) 孝枝
背に重荷人の人生蝸牛 (1) 博石
雨上がり何処に隠れた蝸牛 (1) 南行
かたつむり足跡残しかくれんぼ (1) まさ
天守閣石垣攻めや蝸牛 (1) 真砂
生垣や昔は良く見しかたつむり 良
蝸牛雨後の一途は君の世ぞ 徹
カタツムリ我も迷いて歩みし春を 龍彦
当季雑詠
野球の子透き通る声夏来たる (3) 博石
どくだみの匂ひ仄かに雨上がり (3) 南行
宇宙の理赤く満ちたる夏の月 (3) 真砂
手植えする泥田の水の輝けり (3) 真砂
花冷えや柱に残る背比べ (2) 博石
校庭に生徒整列楠若葉 (2) 孝枝
路わたるカルガモのごと園児らは (2) 龍彦
万緑や紅一点の美しさ (1) まさ
山法師みどりに純白散歩道 (1) 良
これはまあ巨き桑の実石垣に (1) 龍彦
薫風や母校の校歌口ずさみ (1) 孝枝
風に舞う朝陽を浴びて鯉のぼり (1) 南行
庭隅に鉄砲百合のぱんと咲き (1) 真砂
パレスチナ永遠の契りを五月雨 徹
ほうき草コキアと名乗り人気者 良
神苑は緑を違え静もれり 孝枝
春の野にスマホ持ち出し花の名を 良
到来物今宵は皆と筍飯 徹
時移り草木もみんな衣替え まさ
冬超えて羽化せしアゲハ放ちけり 龍彦
ゆりかもめそっと寄り添い春の川 南行
養花天一日も長く花見酒 まさ
思い出は遠退くばかり月朧 徹
「地獄組」匠の技や山笑ふ 博石
第19回「蘇鉄の会」ご案内
日程:2021年10月2日(土)
御題:兼題「霧」1句及び当季雑詠3句 計4句
選評講師:城下洋二先生
投稿締切:2021年10月2日(土)
投稿方法:兼題1句と当季雑詠3句
講評・選評:WEBにて受付の後、講評・互選結果発表
※メールにて上記締切までに俳句の投稿を受け付けます。
下記メールアドレス迄お送り下さい。
sato-nagashima@coast.ocn.ne.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
「蘇鉄の会」参加申込:上記メールアドレスにお申込み下さい。
年会費:5,000円(振込先は別途ご案内)
(2021/04/13) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
俳句同好会 第17回 蘇鉄の会 報告
2021年3月6日(土)、春の築地市場アトリウムにて開催を予定しておりましたが、諸事情により今回もWEB上での開催となりました。今回の参加は、講師を含む投稿者8名、全33句です。
城下洋二 講師選
兼題「木の芽」
【特選】
一と日づつ木の芽吹きたり陽の光 徹
(講評)「風光る」という季語があるように春の日の光は柔らかく明るい。
そして日一日と木の芽が膨らんでゆきます。
木の芽時の季節感を大きくとらえたところがいい。
【並選】
猫の行く木の芽ふくらむ谷中みち 真砂
(講評) 谷中という地名が効いている。
朝陽浴び木の芽の先に蒼き空 南行
(講評) 折角の素晴らしい光景が叙述的、説明的になっています。
「朝陽浴ぶ木の芽の先の蒼き空」
とすれば写真のようにその一瞬の光景を定着できます。
東雲の犬に引かるる木の芽道 博石
(講評)爽やかで健康的な日常
当季雑詠
【特選】
想い出に期限などなし春の星 孝枝
(講評)いつまでも想い出にしがみついているという悪口もありますが、
それに対して人それぞれと開き直った感じが面白い。
春の星でその思い出が潤いを帯びたものだと思わせます。
チェロ響く上野の森に春の月 真砂
(講評)きれいな光景です。ちょっと材料が整い過ぎているような気もしますが・・・。
霜柱地中に城を築きけり 博石
(講評)幼い頃霜柱を見て、地中帝国などを夢想したものです。
城を築きけりと断定したところがいい。
梅の蘂競いて空に背比べ 博石
(講評)細かいところに焦点を当てて、適格に描写しています。
【並選】
菜の花の供花子規に添ふ母の墓 孝枝
(講評)「添ふ」が分かりにくいです。
多分子規の墓の側に母の墓があるという意味なのでしょう。
だとすれば
「菜の花の供花子規の墓母の墓」
とすればすっきりとするのではないでしょうか
冴え返る一筋の雲里帰り まさ
(講評)里帰りが冴え返るようで里帰りそのものにドラマがあるように感じられて面白い。
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第17回「蘇鉄の会」互選結果 ( )内数字は得票数
兼題「木の芽」
東雲の犬に引かるる木の芽道 (3) 博石
猫の行く木の芽膨らむ谷中みち (2) 真砂
木の芽張る樹木の明るさ神の杜 (1) 孝枝
朝陽浴び木の芽の先に蒼き空 (1) 南行
一と日づつ木の芽吹きたり陽の光 徹
木の芽みそ熱燗片手に田楽とうふ 龍彦
木の芽和え時候の挨拶朝の膳 まさ
当季雑詠
チェロ響く上野の森に春の月 (4) 真砂
思い出に期限などなし春の星 (3) 孝枝
霜柱地中に城を築きけり (3) 博石
梅が香に連れ添ふ旅や夢の朝 (2) 徹
まどろみて雲の枕かふきのとう (2) まさ
東(ひんがし)の稜線燃え立つ刻(とき)待てり (1) 龍彦
梅の蕊競いて空に背比べ (1) 博石
烏瓜つる一本の命かな (1) 南行
蠟梅や枯れた蕾を囲む朝 (1) 南行
春寒に母の形見のスカーフ巻く (1) 真砂
鴨の群れ行く手はいづこ夕日影 (1) 徹
冴え返る一筋の雲里帰り (1) まさ
鉢の木に枝ゆれ残るメジロかな 龍彦
日記買ふ昭和を遠く置いてけり 徹
揚雲雀垂直飛びの技冴えて まさ
吊し雛息通はせばしくと揺れ 孝枝
すれ違ういぬ着膨れてとりどりに 龍彦
菜の花の供花子規に添ふ母の墓 孝枝
近づけば桜にあらず真弓の実 博石
とぼとぼと老犬を引く冬の朝 南行
ひっそりと里帰りなき雛祭り 真砂
第18回「蘇鉄の会」ご案内
日時:2021年6月5日(土)
御題:兼題「蝸牛(かたつむり)」1句及び当季雑詠3句 計4句
選評講師:城下洋二先生
集合場所:(新型コロナの状況により、現在のところ、WEB開催予定)
投稿締切:2021年5月30日(日)
投稿方法:兼題1句と当季雑詠3句
※あらかじめメールにて俳句の投稿を受け付けます。
下記メールアドレス迄お送り下さい。
sato-nagashima@coast.ocn.ne.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
「蘇鉄の会」会員募集:上記メールアドレスにお申込み下さい。
入会資格:愛媛県県立松山北高校卒業生
年会費:5,000円(振込先は別途ご案内)
(2021/01/11) 担当:kikuchi
新年を迎えお喜び申し上げます。松山北高同窓の皆様にはお変わりございございませんでしょうか。コロナ感染症の急速な拡大を受けて早々に緊急事態宣言が出るという年明けではありますが、ここは耐えねばならぬ試練の時期として感染防止に充分気をつけてまいりましょう。
今年度は、恒例松山北高関東支部10月の同窓会は、可能性などはまだ何とも見えておりません。この間は折に触れて同窓の皆さんの近況などをネットでお伝えできればと思っています。投稿歓迎です。よろしくお願いします。
年末まで同窓の皆様方から運営会費のお振込みが続いております。12月28日の時点で148名の皆様から会費をお送りいただきました(2019 年度152名。運営事務局一同、同窓の皆様の応援を感謝し頼もしく思っております。引き続きご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
余談ですが、北斗会はお国柄俳句を嗜む会員が多くいらっしゃいます。蘇鉄の会。こちらも入会歓迎です。最近気にいっている俳句です。自作ではありませんが、同じ瀬戸内生まれの国文学者・中西進氏の句に。潮風を 父祖の血として 夏座敷 という句を見つけました。コロナが終息したらあの潮風薫る国に帰省して大の字になって大昼寝をしたいものです。その日を楽しみに、皆様ご自愛専一に頑張り抜きましょう。今年もよろしくお願いいたします。
事務局長・家安勝利(25期)
(2020/12/23) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
俳句同好会 第16回 蘇鉄の会 報告
2020年12月5日(土)、初冬の殿ヶ谷戸庭園にて開催予定の第16回「蘇鉄の会」は、新型コロナウイルス感染症予防のため、密となる会合を回避してWeb上で行いました。今回の参加は、講師を含む投稿者9名、全36句です。
城下洋二 講師 句
城下洋二 講師選
兼題「時雨」
特選
島影に小舟の急ぐ瀬戸しぐれ 博石
並選
猫二匹軒下で待つ夕時雨 真砂
当季雑詠
特選
子犬一匹家族に加え冬ぬくし 孝枝
小柴さん宙に還りし秋の暮 徹
ひとつづつ蜜柑摘む音軽やかに 博石
並選
北壁に夕日眩しき暮の秋 南行
茶の花や園の一隅明るくす 孝枝
米粒を嘴に付け寒雀 南行
旧友に文書く窓辺冬の月 真砂
【選外選評】
特選、並選には選ばれなかった句で、若干添削をしてみました。
参考にしてみて下さい。
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時雨降る心も濡らすコロナの今 (まさ)
語順を変えるだけで下の字余りを消すことができます。
(添削例)
コロナ禍の心も濡らす小夜しぐれ
俳句はなるべく動詞を少なくする方が、説明的でなく、リズムが
良くなります
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クリスマス個々に用意し孫四人 (良)
「用意し」と入れることで、句全体が説明的になりますし、何を用
意したのか分からないので、省略した方がいいでしょう。俳句は基
本一人称の文学なので、特段書かなければ、なされた行為は作者自
身ということになります。用意したのが贈り物という風に解釈して
添削してみました。
(添削例)
孫四人個々にサンタの贈り物
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うたた寝のふと顔上げて時雨聴く (龍彦)
中七の「ふと顔上げて」が不自然に思えます。
「時雨聴く」の表現はいかにも静かな雰囲気を醸し出しています。
(添削例)
うたた寝の覚めて枕に聴く時雨
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【講評】
今回追悼句がありましたので、一言。
追悼句で大切なのは一つには、その人の業績や人となりを表すこと、
もう一つは亡くなった人に相応しい季語を贈ることです。
過去の名句をいくつか挙げておきます。ご参考にしてください。
碧梧桐追悼
たとふれば独楽のはぢける如くなり 高浜虚子
悼斉藤茂吉先生
残雪や「くれなゐの茂吉」逝きしけはひ 中村草田男
芥川龍之介の長逝を深悼す
たましひのたとへば秋の螢かな 飯田蛇笏
十月未明に発たれたれば 莫山先生
お柩の丈に秋明菊剪らむ 黒田杏子
十二月十日 小沢昭一先生
ひとり芝居の八十余年しぐれ虹 黒田杏子
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第16回「蘇鉄の会」互選結果 ( )内数字は得票数
兼題「時雨」
島影に小舟の急ぐ瀬戸しぐれ 博石 (5)
しぐるるやふる里とほしけふもなほ 徹 (1)
うたた寝のふと顔上げて時雨聴く 龍彦 (1)
猫二匹軒下で待つ夕時雨 真砂 (1)
時雨るるも家庭菜園散水す 良
時雨降る心も濡らすコロナの今 まさ
コロナ禍に震える会議初時雨 南行
時雨るるや鉛筆2B苦吟せり 孝枝
当季雑詠
子犬一匹家族に加へ冬ぬくし 孝枝 (5)
米粒を嘴に付け寒雀 南行 (3)
新しき住まいに飾る寒椿 真砂 (3)
旧友に文書く窓辺冬の月 真砂 (3)
北壁に夕日眩しき暮の秋 南行 (2)
ゆく秋や徒然草を道連れに 博石 (1)
寒立ちの馬にしあらめ除夜の鐘 龍彦 (1)
茶の花や園の一隅明るくす 孝枝 (1)
初釜や背筋正して山呑まむ 龍彦 (1)
ひとつづつ蜜柑摘む音軽やかに 博石 (1)
衣かつぎほどよきサイズ熱燗で 龍彦 (1)
鶺鴒の飛沫を浴びて石叩く 博石 (1)
甘きかな小さき蜜柑ふるさとの 真砂 (1)
晩秋やこの時だけの装いを まさ
共演す鰯雲に飛行機雲 徹
青空に皇帝ダリア映え映えと 良
裸木となるカエデの小さき命見る まさ
クリスマス個々に用意し孫四人 良
小柴さん宙へ還りし秋の暮 徹
ひとしきり落葉の洗礼受けており 孝枝
冬の風揺れる杉玉みずみずし まさ
シラス漁秋も漁期や斎灘 徹
落ち葉掃き腐葉土作り春を待つ 良
窮すれど小春日和は長閑なり 南行
以上
第17回「蘇鉄の会」ご案内
日時:2021年3月6日(土)(時間は未定)
御題:兼題「木の芽」1句及び当季雑詠3句 計4句
場所: (未定)
参加費:5千円(予定)
選評講師:城下洋二先生
参加申込:2021年2月25日(木)迄にお申込み下さい。
「蘇鉄の会」会員は既に予約数に入っています。
欠席される場合は上記期日までに、下記長島までご連絡下さい。
※あらかじめメールにて俳句の投稿を受け付けます。
投稿締切:2021年2月25日(木)
投稿方法:兼題1句と当季雑詠3句
メールにてお送り下さい。
sato-nagashima@coast.ocn.ne.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
尚尚
(2020/11/23) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
令和2年12月5日(土)12:30より、国分寺市の殿ヶ谷戸庭園にて開催を予定していました第16回「蘇鉄の会」は、新型コロナウイルス感染症の拡大が収まらないため、殿ヶ谷戸庭園での句会は中止とし、予定を以下のように変更させていただくこととなりましたのでお知らせします。
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【第16回「蘇鉄の会」Web開催ご案内】
御題:兼題「時雨」1句(※)
当季雑詠…3句
(全4句)
投稿締切:2020年12月5日(土)までに、メールにて長島までお送りください。
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(2020/11/22) 担当:kikuchi
今年度の恒例松山北関東支部10月の同窓会は、新型コロナウイルス感染症拡大のため中止になりましたが、同窓の皆様方から運営会費のお振込みが続いております。11月21日の時点で141名の皆様から会費をお送りいただきました。どうもありがとうございます。ちなみに昨年の会費入金は合計152名(内、同窓会に持参する人が44名)でした。今年は懇親会場でのお支払いがなかったにもかかわらず昨年にほぼ変わらないご協力をいただいております。運営事務局一同、同窓の皆様の応援を頼もしく思います。引き続きご協力をどうぞよろしくお願いいたします。まだまだ感染症の終息が見えないこの2020年の秋、皆様ご自愛専一にされてください。
事務局長・家安勝利(25期)
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