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(2021/01/11) 担当:kikuchi
新年を迎えお喜び申し上げます。松山北高同窓の皆様にはお変わりございございませんでしょうか。コロナ感染症の急速な拡大を受けて早々に緊急事態宣言が出るという年明けではありますが、ここは耐えねばならぬ試練の時期として感染防止に充分気をつけてまいりましょう。
今年度は、恒例松山北高関東支部10月の同窓会は、可能性などはまだ何とも見えておりません。この間は折に触れて同窓の皆さんの近況などをネットでお伝えできればと思っています。投稿歓迎です。よろしくお願いします。
年末まで同窓の皆様方から運営会費のお振込みが続いております。12月28日の時点で148名の皆様から会費をお送りいただきました(2019 年度152名。運営事務局一同、同窓の皆様の応援を感謝し頼もしく思っております。引き続きご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
余談ですが、北斗会はお国柄俳句を嗜む会員が多くいらっしゃいます。蘇鉄の会。こちらも入会歓迎です。最近気にいっている俳句です。自作ではありませんが、同じ瀬戸内生まれの国文学者・中西進氏の句に。潮風を 父祖の血として 夏座敷 という句を見つけました。コロナが終息したらあの潮風薫る国に帰省して大の字になって大昼寝をしたいものです。その日を楽しみに、皆様ご自愛専一に頑張り抜きましょう。今年もよろしくお願いいたします。
事務局長・家安勝利(25期)
(2020/12/23) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
俳句同好会 第16回 蘇鉄の会 報告
2020年12月5日(土)、初冬の殿ヶ谷戸庭園にて開催予定の第16回「蘇鉄の会」は、新型コロナウイルス感染症予防のため、密となる会合を回避してWeb上で行いました。今回の参加は、講師を含む投稿者9名、全36句です。
城下洋二 講師 句
城下洋二 講師選
兼題「時雨」
特選
島影に小舟の急ぐ瀬戸しぐれ 博石
並選
猫二匹軒下で待つ夕時雨 真砂
当季雑詠
特選
子犬一匹家族に加え冬ぬくし 孝枝
小柴さん宙に還りし秋の暮 徹
ひとつづつ蜜柑摘む音軽やかに 博石
並選
北壁に夕日眩しき暮の秋 南行
茶の花や園の一隅明るくす 孝枝
米粒を嘴に付け寒雀 南行
旧友に文書く窓辺冬の月 真砂
【選外選評】
特選、並選には選ばれなかった句で、若干添削をしてみました。
参考にしてみて下さい。
…………………………………………
時雨降る心も濡らすコロナの今 (まさ)
語順を変えるだけで下の字余りを消すことができます。
(添削例)
コロナ禍の心も濡らす小夜しぐれ
俳句はなるべく動詞を少なくする方が、説明的でなく、リズムが
良くなります
…………………………………………
クリスマス個々に用意し孫四人 (良)
「用意し」と入れることで、句全体が説明的になりますし、何を用
意したのか分からないので、省略した方がいいでしょう。俳句は基
本一人称の文学なので、特段書かなければ、なされた行為は作者自
身ということになります。用意したのが贈り物という風に解釈して
添削してみました。
(添削例)
孫四人個々にサンタの贈り物
…………………………………………
うたた寝のふと顔上げて時雨聴く (龍彦)
中七の「ふと顔上げて」が不自然に思えます。
「時雨聴く」の表現はいかにも静かな雰囲気を醸し出しています。
(添削例)
うたた寝の覚めて枕に聴く時雨
…………………………………………
【講評】
今回追悼句がありましたので、一言。
追悼句で大切なのは一つには、その人の業績や人となりを表すこと、
もう一つは亡くなった人に相応しい季語を贈ることです。
過去の名句をいくつか挙げておきます。ご参考にしてください。
碧梧桐追悼
たとふれば独楽のはぢける如くなり 高浜虚子
悼斉藤茂吉先生
残雪や「くれなゐの茂吉」逝きしけはひ 中村草田男
芥川龍之介の長逝を深悼す
たましひのたとへば秋の螢かな 飯田蛇笏
十月未明に発たれたれば 莫山先生
お柩の丈に秋明菊剪らむ 黒田杏子
十二月十日 小沢昭一先生
ひとり芝居の八十余年しぐれ虹 黒田杏子
………………………………………………………………………………………………
第16回「蘇鉄の会」互選結果 ( )内数字は得票数
兼題「時雨」
島影に小舟の急ぐ瀬戸しぐれ 博石 (5)
しぐるるやふる里とほしけふもなほ 徹 (1)
うたた寝のふと顔上げて時雨聴く 龍彦 (1)
猫二匹軒下で待つ夕時雨 真砂 (1)
時雨るるも家庭菜園散水す 良
時雨降る心も濡らすコロナの今 まさ
コロナ禍に震える会議初時雨 南行
時雨るるや鉛筆2B苦吟せり 孝枝
当季雑詠
子犬一匹家族に加へ冬ぬくし 孝枝 (5)
米粒を嘴に付け寒雀 南行 (3)
新しき住まいに飾る寒椿 真砂 (3)
旧友に文書く窓辺冬の月 真砂 (3)
北壁に夕日眩しき暮の秋 南行 (2)
ゆく秋や徒然草を道連れに 博石 (1)
寒立ちの馬にしあらめ除夜の鐘 龍彦 (1)
茶の花や園の一隅明るくす 孝枝 (1)
初釜や背筋正して山呑まむ 龍彦 (1)
ひとつづつ蜜柑摘む音軽やかに 博石 (1)
衣かつぎほどよきサイズ熱燗で 龍彦 (1)
鶺鴒の飛沫を浴びて石叩く 博石 (1)
甘きかな小さき蜜柑ふるさとの 真砂 (1)
晩秋やこの時だけの装いを まさ
共演す鰯雲に飛行機雲 徹
青空に皇帝ダリア映え映えと 良
裸木となるカエデの小さき命見る まさ
クリスマス個々に用意し孫四人 良
小柴さん宙へ還りし秋の暮 徹
ひとしきり落葉の洗礼受けており 孝枝
冬の風揺れる杉玉みずみずし まさ
シラス漁秋も漁期や斎灘 徹
落ち葉掃き腐葉土作り春を待つ 良
窮すれど小春日和は長閑なり 南行
以上
第17回「蘇鉄の会」ご案内
日時:2021年3月6日(土)(時間は未定)
御題:兼題「木の芽」1句及び当季雑詠3句 計4句
場所: (未定)
参加費:5千円(予定)
選評講師:城下洋二先生
参加申込:2021年2月25日(木)迄にお申込み下さい。
「蘇鉄の会」会員は既に予約数に入っています。
欠席される場合は上記期日までに、下記長島までご連絡下さい。
※あらかじめメールにて俳句の投稿を受け付けます。
投稿締切:2021年2月25日(木)
投稿方法:兼題1句と当季雑詠3句
メールにてお送り下さい。
sato-nagashima@coast.ocn.ne.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
尚尚
(2020/11/23) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
令和2年12月5日(土)12:30より、国分寺市の殿ヶ谷戸庭園にて開催を予定していました第16回「蘇鉄の会」は、新型コロナウイルス感染症の拡大が収まらないため、殿ヶ谷戸庭園での句会は中止とし、予定を以下のように変更させていただくこととなりましたのでお知らせします。
…………………………………………………………………
【第16回「蘇鉄の会」Web開催ご案内】
御題:兼題「時雨」1句(※)
当季雑詠…3句
(全4句)
投稿締切:2020年12月5日(土)までに、メールにて長島までお送りください。
…………………………………………………………………
(2020/11/22) 担当:kikuchi
今年度の恒例松山北関東支部10月の同窓会は、新型コロナウイルス感染症拡大のため中止になりましたが、同窓の皆様方から運営会費のお振込みが続いております。11月21日の時点で141名の皆様から会費をお送りいただきました。どうもありがとうございます。ちなみに昨年の会費入金は合計152名(内、同窓会に持参する人が44名)でした。今年は懇親会場でのお支払いがなかったにもかかわらず昨年にほぼ変わらないご協力をいただいております。運営事務局一同、同窓の皆様の応援を頼もしく思います。引き続きご協力をどうぞよろしくお願いいたします。まだまだ感染症の終息が見えないこの2020年の秋、皆様ご自愛専一にされてください。
事務局長・家安勝利(25期)
(2020/09/26) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
俳句同好会 第15回 蘇鉄の会 報告
新型コロナウイルス感染症の鎮静化の兆しも見えない状況が続いているため、第15回「蘇鉄の会」(2020年9月12日(土))もWeb上開催となりました。
愛媛県立松山北高校同窓生の皆様、ふるってご参加下さい。
人と人との繋がりが分断化される中でも、「蘇鉄の会」は、人知れず健やかに深く広大かつ多様な世界を共有しています…。
尚、今回の参加は、講師を含む投稿者9名、全36句です。
講師選
兼題「月」
特選句
外出自粛空に真っ白夏の月 博石
並選句
縁側で祖母と遊んだ盆月夜 まさ
会へずとも共に眺める盆の月 真砂
当季雑詠
特選句
新スマホ孫に教はる梅雨晴間 徹
蔦みどり飲込まむとすビル一つ 龍彦
線状降水帯天の川さへ氾濫す 博石
並選句
休暇果つ背丈の伸びて乙女さぶ 孝枝
コロナ禍の関係者のみの秋祭り 良
燈下親し新刊本の匂ひ掌に 孝枝
互選結果( )内数字は得票数
兼題「月」
会へずとも共に眺める盆の月 真砂(6)
昏れなずむ昏き島影月の道 龍彦(1)
外出自粛空に真っ白夏の月 博石(1)
縁側で祖母と遊んだ盆月夜 まさ
三日月や夜空にきらり鎌のよう 良
窓の外秋風そよと月明かり 南行
盆の月ふるさとへの旅叶わざり 孝枝
湯けむりに胃国語交ふや宵の月 徹
当季雑詠
燈下親し新刊本の匂ひ掌に 孝枝(3)
うつし世をしばし忘れて夏の夢 南行(2)
線状降水帯天の川さへ氾濫す 博石(2)
休暇果つ背丈の伸びて乙女さぶ 孝枝(2)
硯洗ふ恋文書きしこともあり 孝枝(2)
蜩や玉川疎水上ぼりゆく 真砂(2)
鳳仙花はじけて夏の終わりかな 真砂(2)
コロナ禍の関係者のみの秋祭り 良 (1)
蔦みどり飲み込まむとすビル一つ 龍彦(1)
橋半ば叫び尽きたるあぶら蝉 南行(1)
朝顔のカーテン揺らぎ風さやか 博石(1)
妻の干す梅はほのかに母の影 徹 (1)
野分去り木漏れ日浴びて散歩道 良 (1)
夏の日のうたげ華やぐ酔芙蓉 龍彦(1)
雨上がり蝉一斉に大合唱 良 (1)
蒼天を皇帝ダリアつらぬけり 龍彦 (1)
光淡し遠くに見ゆる漁り火や まさ
新スマホ孫に教はる梅雨晴れ間 徹
ゆきあいの空にかかるやいわし雲 まさ
百合の花膨らむ蕾恥じらゐて 博石
腹を出す魚とじゃれ合う川鵜かな 南行
永遠の夏呼ばれし花や撫子か まさ
真夜中や蝉の声止む配達夫 徹
秋めいて差す陽伸びるや籠る日々 真砂
城下講師講評
今回季重なり、季跨りの句が散見されたが、季重なり・季跨りが一概に駄目とは言わないけれど、安易に使用するのは避けたい。
季重なりや季跨りは句の焦点がぼやけたり、二重説明になったりすることが多いので、推敲されたい。
以上
第16回「蘇鉄の会」ご案内
日時:2020年12月5日(土)(時間は未定)
御題:兼題「時雨」1句
当季雑詠3句 計4句
場所: 殿ヶ谷戸庭園(予定)
参加費:5千円
選評講師:城下洋二先生
参加申込:2020年11月25日(水)迄にお申込み下さい。
「蘇鉄の会」会員は既に予約数に入っています。
愛媛県立松山北高校同窓生の皆様、ふるってご参加下さい。
当日、会場参加できない方は、Web参加も可能です。
欠席される場合は上記期日までに、下記長島までご連絡下さい。
※あらかじめメールにて俳句の投稿を受け付けます。
投稿締切:2020年11月25日(水)
投稿方法:兼題1句と当季雑詠3句
メールにてお送り下さい。
sato-nagashima@coast.ocn.ne.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
(2020/09/14) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
北高本部は今年120周年事業の成功に向けて寄付募集大キャンペーン中です。同窓会「80周年」記念館の改修費用等に向けて目標の2,500万円に今一歩!30 回以前の卒業生に皆さんはご存じないかも。記念館はあの”優しく”風紀指導された「ゴリ先生」の体育教官室の手前です。ご協力よろしくお願いします。
松山北高関東支部同窓会「北斗会」事務局・家安勝利 (25回卒)
「松山北高創立120周年記念事業」募金方法のご案内のPDFはこちらからダウンロードしてご覧ください。
(2020/09/14) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
北高関東支部同窓会「北斗会」の会報紙ができました。今年度の関東支部同窓会の開催は中止になりましたが、同窓の皆さんの近況や懐かしの高校時代の回想を掲載しています。ご一読ください。今後当HPで順次紹介します。投稿大歓迎です。
松山北高関東支部同窓会「北斗会」事務局・家安勝利 (25回卒)
「ほくとだより」2020のPDFはこちらからダウンロードしてくご覧ください。
(2020/07/28) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
松山北高関東支部同窓会「北斗会」の皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
ご承知のように新型コロナウィルス感染症は世界に広がり思いもかけない被害を及ぼしております。未だ予断を許さない状況でございます。
さて、本年の総会・懇親会を10月17日に予定し準備を進めてまいりましたが、大勢で集まることの危険性は10月になっても晴れそうもない状況であります。
現状では開催の見通しがつかず誠に残念ではございますが、事務局及び幹事会として開催中止の結論に至りました。開催を楽しみにしてくださっていた皆さまには申し訳なく思います。
次年度開催に向け会員の拡大、また関東における北高同窓のプラットフォームとしてニュースの発信に努めてまいりますので今後とも一層のご協力をお願い申し上げます。
また皆さまの懐かしいお顔に会えますことを楽しみにしています。
辛抱の日々が続きますがくれぐれもご自愛されますようお祈り申し上げます。
松山北高同窓会関東支部北斗会
会長 宮下永二
(2020/06/13) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
俳句同好会 第14回 蘇鉄の会 報告
2020年6月6日(土)第14回「蘇鉄の会」をWeb上にて開催いたしました。。
今回は、新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、東京都は「緊急事態宣言」発令下にあり、予定の築地場外市場での開催を急遽変更し、Web上での開催となりました。
初めてのオンライン開催及び選考でしたが、外出自粛期間中は時間がたっぷりあり、投稿された一句一句を繰り返しゆっくり味わい楽しむことができました。
今回は、講師を含む投稿者9名、全36句の参加となりました。
講師選
兼題「五月雨」
特選句
五月雨や耳聡くなる眼を病めば 孝枝
並選句
五月雨や祇園芸妓は人力車 徹
五月雨や家族集まるオンライン 真砂
当季雑詠
特選句
若葉風面変わりして少年は 孝枝
恩師逝くお好きなアザミ咲いた夜 真砂
栴檀の花ほころびてふと論語 博石
並選句
初燕空を十字に刻みけり 博石
コロナ禍にミズスマシのごと宅配車 龍彦
花柄の手作りマスク五月晴れ 真砂
互選結果( )内数字は得票数
兼題「五月雨」
五月雨にユスラ眺めし幼き日 龍彦 (2)
五月雨や時代小説漁る日々 博石 (2)
五月雨や家族集まるオンライン 真砂 (2)
五月雨や耳聡くなる眼を病めば 孝枝 (1)
五月雨にマスクのお方と舫い傘 南行 (1)
五月雨や手塩にかけし薔薇香る 良一
五月雨や踵を濡らす帰り道 匡
五月雨や祇園芸妓は人力車 徹
当季雑詠
初燕空を十字に刻みけり 博石 (5)
若葉風面変わりして少年は 孝枝 (3)
蚕豆は偶にはうすく塩加減 徹 (2)
泰山木空に向かいて大輪花 まさ (2)
栴檀の花ほころびてふと論語 博石 (2)
残雪の路地奥たたずむ古地蔵 龍彦 (1)
春寒く在校生の声に泣く 南行 (1)
月見草昔遊んだ線路みち まさ (1)
春の空天守見下ろす鳶かな 南行 (1)
恩師逝くお好きなアザミ咲いた夜 真砂 (1)
篝火の川面に映えて鵜は踊る 徹 (1)
花菖蒲貴婦人のごと凛と咲き 孝枝 (1)
コロナ禍にミズスマシのごと宅配車 龍彦 (1)
雨うけてはなやぎゆれる十薬花 真砂 (1)
花柄の手作りマスク五月晴れ 真砂 (1)
春の雨花枝散らして描く絵文字 博石
薫風にコスモスゆらり長閑なり 良一
薫風や消えゆく雑踏影もなく 徹
人静か銀座通りは春の雪 南行
暗闇にひそかに香る檸檬かな 良一
夜の新樹吾を待つごとく門の傍 孝枝
夏帯や去年を想いし眺めおり まさ
公園に子らに負けじとホーホケキョ 龍彦
五月晴れ晴ればれ泳ぐ鯉のぼり 良一
城下講師講評
以上
第15回「蘇鉄の会」ご案内
日時:2020年9月12日(土)10:00~13:00
御題:兼題「月」(※)1句及び当季雑詠3句 計4句
(※)次回の兼題は「月一切」です。月はもちろん、盆の月、名月等々、歳時記に多く月の季語が載っていますが、どれでも構いません。(城下講師)
場所: 向島百花園(予定)
参加費:5千円
選評講師:城下洋二先生
参加申込:2020年8月30日(日)迄にお申込み下さい。
「蘇鉄の会」会員10名は既に予約数に入っています。
欠席される場合は上記期日までに、下記長島までご連絡下さい。
※あらかじめメールにて俳句の投稿を受け付けます。
投稿締切:2020年9月5日(土)
投稿方法:兼題1句と当季雑詠3句
メールにてお送り下さい。
sato-nagashima@coast.ocn.ne.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
(2020/02/10) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
俳句同好会 第13回「蘇鉄の会」報告 及び次回開催案内
2020年2月8日(土)12:00より、築地にて第13回「蘇鉄の会」を行いました。
今回は、兼題「草餅」1句、当季雑詠3句の投句、講師を含む投稿者11名、全44句の参加となりました。
城下洋二 講師句
選句の結果は次の通り。
講師選句の結果
特選句
兼題「草餅」……なし
当季雑詠
初春や打ちましょうかと女流棋士 修二
冬うらら甍連なる大嘗宮 博石
春夕焼けポンポン船は潮に乗り 徹
初詣合格祈願の絵馬納む 孝枝
並選句
兼題「草餅」
幼子の大口あけて蓬餅 真砂
当季(冬又は春)雑詠
神宮の大き静寂や淑気満つ 孝枝
ふかふかの雀も遊ぶ冬日向 南行
堀端を廻るトラムや春立ちぬ 真砂
囀りの天に到るか高尾山 真砂
互選の結果
兼題「草餅」
長閑なり草餅食って茶をいっぷく 良 (3)
草餅や香り懐かし母の味 まさ (2)
幼子の大口あけて蓬餅 真砂 (2)
蓬餅夢追い駆けた野原かな 南行 (1)
祖母の味苦き懐かし蓬餅 博石 (1)
草餅や一つを残し遺影の母 徹
神苑や草餅作る蓬摘む 孝枝
草餅の香を懐かしむ昼下がり 徹一
よもぎ餅母命日ぞ仏壇へ 龍彦
草餅を取り上げ眺め戻し置き 修二
当季(冬又は春)雑詠
ふかふかの雀も遊ぶ冬日向 南行 (4)
春夕焼ポンポン船は潮に乗り 徹 (3)
冬うらら甍連なる大嘗宮 博石 (2)
野に遊び春の香りを身に纏う まさ (2)
囀りの天に到るか高尾山 真砂 (2)
桃節句りんまんしょゆ餅母の顔 龍彦 (1)
園児らの寒気に負けぬ笑い声 徹一 (1)
故郷の勝岡神社初詣 良 (1)
ツバメの巣軒先仰ぎ戻り待つ 修二 (1)
満天星の花を飾りの石灯籠 真砂 (1)
白き息車椅子押す老いた夫 博石 (1)
初春や打ちましょうかと女流棋士 修二 (1)
春筍に鍋いっぱいの笑顔かな 龍彦 (1)
初参り並ぶ寒さに月ひとつ 南行 (1)
汽笛音暫し戯れ土筆摘む 徹 (1)
身をちじめやがて来る春待つ蕾 修二 (1)
神宮の大き静寂や淑気満つ 孝枝 (1)
初詣合格祈願の絵馬納む 孝枝
初富士やたたなつく雲したがえて 孝枝
せいこ蟹外子内子と舌鼓 南行
どんど焼き火の粉と道連れ願いづこ まさ
二の酉や手締め手拍子華やぎて 博石
節分や豆の数だけ歳を取り まさ
衣更着の装い決めた朝の富士 徹一
三浦では七草粥を振舞われ 徹一
冬空に飛行機雲や一直線 良
初孫の祝い膳なり道後の湯 南行
堀端を廻るトラムや春立ちぬ 真砂
城下講師講評
※「りんまん」「醤油餅」とは、愛媛県松山市や北条市近辺で桃の節句頃に、上新粉を材料に各家庭で作られた蒸し餅。
現在は、松山市西一万町にある「いち万堂」にて手作り品が販売されているとのことです。(画像は、「いち万堂」ホームページから)
豊洲・築地に精通されている宮下さんのご案内で、築地場外市場界隈を見学しました。
第14回「蘇鉄の会」ご案内
日時:2020年6月6日(土)10:00~13:00
御題:兼題「五月雨」1句及び当季雑詠3句 計4句
場所: 築地場外市場アトリウム
参加費:5千円
選評講師:城下洋二先生
参加申込:2020年5月30日(土)迄にお申込み下さい。
「蘇鉄の会」会員10名は既に予約数に入っています。
欠席される場合は上記期日までに、下記長島までご連絡下さい。
※あらかじめメールにて俳句の投稿を受け付けます。
投稿締切:2020年5月31日(日)
投稿方法:兼題1句と当季雑詠3句
メールにてお送り下さい。
sato-nagashima@coast.ocn.ne.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
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